「あまりりす眩ゆき園を」

2018年10月9日
火曜日
はれ

ベッドから起き出すのにためらいを感じる。最低気温が14度だからパジャマの上に何かを羽織らなければならぬ。

午前10時、御所野のイオンへ出発。途中、秋田赤十字病院の近くの農協野菜販売所へ寄る。いろんなキノコが出ていた。果物もイチジクなどが出品されており、昔、枝を挿し木したことを思い出した。それとイチジクを食いすぎて舌が痛くなったことも。

イオンの端から端へ歩く。

帰り四ツ小屋の田んぼでサギが数羽餌をあさっているのを見つけ、写真を撮る。

北原白秋の「思ひ出」を青空文庫で読む。

//
五十五

明日こそは
面も紅めず、
うちいでて、
あまりりす眩ゆき園を、
明日こそは
手とり行かまし
//

これなんぞ浪人時代、ノートに書きつけた。
また、中原中也に惹かれていたころには

//
三十九

忘れたる、
忘れたるにはあらねども…………
ゆかしとも、戀ひしともなきその人の
なになればふともかなしく、
今日の日の薄暮のなにかさは青くかなしき、
忘れたる、
忘れたるにはあらねども…………
//

なども探したものだった。

横綱輪島が死去。何よりもまだ70歳だったことに驚いた。私よりずうっと年上だと思っていた。
//
大相撲の元横綱で、北の湖とともに輪湖時代を築いた輪島大士氏=本名輪島博=が死去したことが9日、関係者への取材で分かった。70歳。石川県出身。
//