2020年2月24日
月曜日
くもり あめ
終日在宅。
夕方、いつとき雨風激し。
テレビを観てゐて「十七絃」なる楽器の名称が出てきた。どんなものか調べてみたら「作曲家・箏曲家の宮城道雄が考案した、17本の絃を持つ箏」であるさうな。
「歌を口ずさむ」は「口づさむ」ではないかと思ひ、調べてみる。
「すさむ」は「遊む」で広辞苑4によると以下の通り。
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# くち‐ずさ・む【口遊む】他五文句や詩歌を小声で唱える。くちずさぶ。源若菜上「なほ残れる雪と、しのびやかに―・み給ひつつ」。「牧水の歌を―・む」
# すさ・む【荒む・進む・遊む】
####自五(スサブの転)
湧いてくる勢いの赴くままになる。はなはだしくなる。新後撰秋「風―・む小野の篠原」心の赴くままに事をする。慰みにする。源空蝉「さしはへたる御ふみにはあらで、手習のやうに書き―・み給ふ」
詩歌などを吟ずる。くちずさむ。十訓抄「堂の内にしのびやかにうち―・むを聞けば」
心をとめて愛する。日葡「ハナニスサム」
時折、雨や雪が降る。また、時折、風が吹く。風雅冬「時雨―・める遠山の松」
雨や風がやむ。日葡「アメフリスサム」
荒れてこまやかさがなくなる。荒廃する。「生活が―・む」「芸が―・む」
#### 他四
すさまじく思う。いとい捨てる。住吉「多くの月日重なるままに、いよいよ思ひまさりて世の中をも―・み、宮仕へをも忘れて」。日葡「ヒトヲスサム」「ヨヲスサム」苦しめ痛めつける。日葡「ミヲスサム」
#### 他下二
気分の赴くままにする意。心にとめて愛する。古今雑「大あらきの森の下草老いぬれば駒も―・めず刈る人もなし」。源花宴「帥の宮の北の方、頭中将の―・めぬ四の君などこそよしと聞きしか」
時折、事をなす。堀河百首夏「ひまもなく降りも―・めぬ五月雨につくまの沼のみ草なみよる」
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