インフル予防に冬タイヤ

2017年11月13日 月曜日 はれ

午前6時、起床。

同10時、インフルエンザ予防ワクチン接種のため米山医院へ。家人ともども受ける。家人によると、何だか知らないが二人一組だとか。

// Q=開業医でインフルエンザの予防接種を接種する場合は『同日中に2人1組で接種しなければならず、相手が見つかるまで待機しなければならないのですか? A=1本のワクチンで2人分摂取できるので2人1組ということ。1人しか来ないと半分捨てることになり、もったいないから2人そろってから。 //

 世の中知らないことが多いね。

わが家の気象担当官、そろそろ雪が降りそうだから「冬用タイヤに交換」しなければといい、夕方、田原自動車に頼みに行く。 すぐに車を取りにきて交換してくれた。

テレビで『水戸黄門』を観ていたら、悪公家役で菅貫太郎が出てきた。

東京勤務になりたてのころ、自宅へ会いに行ったことがあったっけ。 あの頃は何にも知らなかったなあ。

// 昭和47年 体制内は居心地が悪い    俳優   菅  貫太郎(すがかんたろう)さん

 ボーボーと伸びた黒いヒゲに長髪、大きなぎょろりと光る目。深みのあるバリトンで語る。  「去年の十一月に俳優座を飛び出してしまって現在は浪人の身ですね。まあ、一緒に飛び出した仲間と来年秋には をやろうと計画中なんですがーー」

「新劇というのはよく分裂、脱退を繰り返しているように見られますが、これはある意味で、必然のことなんですよ。劇団は長い間には古くなってしまうんで、これにあきたらない人が脱退するわけです。そういう繰り返しの中で、新劇は何らかの意味で『進歩』してきたのではないか。老化して独善的になってくるんですよ、古くなるとー」

 「役者というのは何というのかみんなそれぞれ一城の主みたいなもんですからね。それに芝居というものは昔から体制からはじき出されていたものでしょ。それがいつの間にか体制の中に組み込まれてしまうとどうしても居心地が良くないというか、自然に飛び出してしまう、反体制の方へ行ってしまうという傾向があるんですねー」

 「自分にとっては芝居は自分の生き方の裏返しなんです。つ まり、どういう芝居をするかが自分の生き方を規制してくるんです」

 時々、ヒステリー状態になるそうである。すると、やみくもにやりたいと思っていたことをやってしまう。「東海道を歩いたこともあります。この間は自転車で秋田へ行ってきましたですよ。四日聞かかりましたがね。だいたいがわたしはナマケモノですから、そういう状態にでもならないと」。”ヒステリー状態″は一種の自浄作用であるという。

 「来年はやりたい芝居をやってより深く自分を考えてみたい」とホオのヒゲをなでながらポツリといった。

 アルバイトのテレビと映画の方では”悪役”として数多く出演している。「悪役以外の役が回ってこないんですよ」と説明、はじめてニヤリと笑った。

 湯沢南高二十八年卒。俳優座養成所九期生。湯沢市深堀出身。三十七歳。 //

ウィキぺディアで調べていたら卒業高校が『湯沢高校』となっていた。 間違いではないが、歴史を調べてみると湯沢高校は // 1948年(昭和23年)4月1日 - 「秋田県立湯沢南高等学校」に改称。 1959年(昭和34年)4月1日 - 現在の校名に改称。 // であるから、引用した記事の湯沢南高校は正しいようである。