For Whom the Bell Tolls

2017年3月9日 木曜日 はれ

午前6時に目が覚める。ベッドの中で6時半までグズグズしている。 霧掛け・痰取り。

10時45分、家人を駅前の秋田県労働会館まで送っていく。 昔の「ホテルハワイ」がなんか幽霊館のようにくすんでいた。 家人は同会館で年末調整の手続き。老生は家人を降ろして帰宅。

独りで昼食。テレビを観て過ごす。 NHK衛星で「誰が為に鐘は鳴る」(ヘミングウェイの小説の方は『誰がために鐘は鳴る』だそうだ)。出典はジョン・ダンの説教「For Whom the Bell Tolls」だそうである。 これで久々に中学2年生の時のことと藤田くんのことを思い出した。

その話というのは英語題名の「For Whom the Bell Tolls」のforの使い方について彼が得々と説明してくれたこと。私にはこれは驚きだった。

それにしてイングリッド・バーグマンの美しかったこと! WIKIPEDIAの説明に当時のポスターが載っているが、その惹句がまたすごい。

戦いの山野に咲き出でし灼熱の恋!! 待望の文芸映画の巨篇 愈々公開迫る!!

午後4時ごろ、家人帰宅。 義姉(楢山太田町)と一緒に昼飯食ってきたとかで上機嫌だった。

夕食にフキノトウの味噌和えと天麩羅を賞味する。 味の分からない舌にもほのかに春の味が感じられた。 (そういえば、病院に「ほのか」という名の若い看護師さんがいたっけ。いつも決まり文句しか言えなかったなあ)