また立ちかへる水無月の…

2019年6月1日
土曜日
はれ

 昨年の6月2日の記述。つまり2018年の6月1日の感懐を書いたものである。

/*
 昨年(2017)の6月1日。

相  聞
芥 川 龍 之 介
また立ちかへる水無月
歎きを誰にかたるべき。
沙羅のみづ枝に花さけば、
かなしき人の目ぞ見ゆる。
73回めの6月1日。この「相聞」を6月になる度に思い出すようになったのはいつの頃からだろうか。
そしてあと何回、「立ちかへる水無月」の感懐に浸ることができるのであろうか。

74回目。
「越し人」という小説読んだっけ。
*/

  75回目。

 

 毎日午前中出掛けるのが習い性となったのか、午前11時ごろ家人が「薬屋に行きたい」という。ちょうど目薬が欲しいと思っていたので出かける。
 車があまりにも汚かったので川尻のセルフ洗車場まで行く。
 3年ぶりぐらいだろう。車を洗ったのんは。

 茨島の薬屋から雄物川の川辺の公園へ行ってみる。大吉きの鳴き声も心なしか少なくなったようだ。
 ここにもブタナが群生していた。帰化植物というのは強いものだ。
 オオイヌノフグリ

f:id:yama0108:20190602031136j:plain



 この花を見るたびに今はなき小学校の同級生を思い出すなあ。彼は植物学者だったなあ。