「膨大な公費投入に待った」


2019年10月21日
月曜日
はれ

 午前中、御所野イオン。
 100円ショップで電源延長コードを購入。

 秋田魁新報の読者の声に「そうだよなあ」と共感できる投書あり。
 引用しておく。

 

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膨大な公費投入に待った!
 9月16日付本紙で、サッカーJ3・フラウプリッツ秋田(BB秋田)社長の「2025年までに秋田にスタジアム整備を必ず実現する。皆さまにお約束します」というコメントを見て驚いた。願望ならともかく、「約束する」というのは何を根拠としているのだろうか?

 多額の税金を要するスタジアム建設は、県民や市民の負託を受けた知事、秋田市長、議会の同意がなけれぱ実現できない。

 一昨年J3で優勝、J2昇格の条件を戦績ではクリアしたものの、1万人収容の専用スタジアムの整備費はIOO億円に上ると試算されており、膨大な公費投入について県や市の合意は出ていないはずだ。県民と市民の血税を、一プロスポーツチームのために支出する余裕や大義があるのだろうか。
 
 J3とJ2では経営的に全く異なる世界である。昨年度のJ2平均値と比べてみると、BB秋田がJ2で戦うためには、スポンサー収入で現在の約3倍、入場料収入で約10倍、物販収入で7倍を稼ぎ出さなければ4筒以上もかかる人件費を賄えない。 近年、毎年1万人以上の人口が喊少している秋田県で、どうやって大手のスポンサーを獲得し、入場料収入を10倍近く増やすのか。私が知る限り、過去J1、J2チームの破産、消滅、赤字補填で行政に泣きついて存続を図ったケースは枚挙にいとまがない。

 入れ物の場所探しに約800万円も建設コンサルタント業者に支払う前に、しっかりした経常プランを提示するべきではないのか。

 サッカーはいつの間に公共事業になったのか。「あったらいいな」ではなく、「なければ困るもの」に税金を投ずるぺきだろう。45年には人口が60万人になると推定される秋田県で、J2チームが存続できるシミュレーションを提示するのが先ではないか?
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  本当に最近は思い上がった人間が多い。この投書はまさに我が意を得たりだ。

 『リヴィエラを撃て』を読み了える。