裏の民家のボタンの写真を撮る

2020年5月18日
月曜日
はれ

 VERのワクチン注射で午前中、さかもと動物病院。現在は坂本医師から女性医師に変わり、名前もうえだ動物病院となっている。
 「もう年寄りだから、5種ワクチン」だそうで、あんまり散歩に連れ回すなというアドバイスだった。

 帰りにマンション裏の民家のボタンの写真を撮る。

 この民家、以前はボタンのほか季節の花々を丹精を込めて咲かしていたのだが、数年前に主人が亡くなり、それ以来手入れはされず荒れ放題だった。しかし、今年は白一色だが豪勢に咲いている。
 菅原道真の「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」をなんとなく思い出した。

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 ボタンの名前は数々あり、調べたところ以下の通り。


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「ナトリグサ」「ハツカグサ」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「百花の王」「花王」「花神」「花中の王」「天香国色」「名取草」「深見草」「二十日草」「忘れ草」「鎧草」
*/

芍薬を 牡丹と思ひ 誤りぬ
【作者】寺田寅彦(てらだ とらひこ)

 間違いなくボタンだとは思うが・・・。

 午後、読書。『フリードリッヒⅡ』読了。
 人類というのは誤謬の歴史。現在も後世から見れば誤謬だらけと言われるかもしれない。