プランタジネットは金雀枝

2019年11月2日
土曜日
はれ くもり

 午前中、部屋で読書をしていたら加湿器が反乱を起こした。突然、水を噴き出したのである。かねてから具合が悪かったのだが、これでは安心して使えないということで急遽、新しい物を購入することにした。
 家電は最近、いろんな機能をつけて消費者を引き付けようとしているが、新機能たるものさして必要がないものである。今回は水を温めて水蒸気を発生させるという機能を重視して選択した。
 コジマデンキで象印のものを購入。
 支払いの段になって家人、カードを探したがなかなか見つからずカウンターで財布の中身を大公開。

 カード類の数の多さよ!
 驚愕に値する。

 『北村薫のうた合わせ百人一首』の中に
ラテン語ゲニスタその訛りスペイン語イニエスタ満開の金雀枝(大森益雄)
 というのがあった。
 「はいはい、そうですか」とうけたまわればいいのだろうが、ヘエ~と思い調べたくなるのが悪い癖。
 英国のプランタジネット朝の名前がplanta genista(plantaはラテン語で植え木、植物の意味)の縮まったことを知る。

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プランタジネット」とはマメ科の植物エニシダの木(planta genesta、日本名は「金雀枝」)のことで、ジョフロワ4世がエニシダを紋章としていたことから、後に家名となった。ただし、「プランタジネット」を姓として名乗ったのはヨーク家のヨーク公リチャード・プランタジネットが最初である。
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 夜、ラグビーWCの決勝戦南アフリカイングランド南アフリカが優勝。老生、見ているうちにイングランドに肩入れしていた。何故だろう?