『古人の糟粕』といふ言葉

2020年2月17日
月曜日
はれ くもり ゆき

 終日在宅。
 今流行りのpythonの復習。まず環境を設定するところから。
 ○anaconda3のinstall
 ○spyderのdesktopICONの表示
 ○”print('My name is Verlaine.')”

 部屋を掃除。
 考へてみると、今現在使はない本の多いことよ。まさに『古人の糟粕』なり。

 この『古人の糟粕』といふ言葉で高校の漢文教師ジープと藤原某を思ひ出した。なるほど若いときの脳みそは深くシワを刻んでゐるのだなあ。

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荘子・天道」の「敢問、公之所レ読者何言邪。公曰、聖人之言也。曰、聖人在乎。公曰、已死矣。曰、然則君之所レ読者、古人之糟魄已夫」。「魄」は「粕」の音通) 易の人の残したかす。真意の抜き取られた後に残されたもの。聖人の道はことばでは言い尽くせないものであるから、現在書物に残っている聖人のことばは酒粕(さけかす)と同じようなものであるの意。

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