夫婦そろって1000円床屋

2021年6月26日
土曜日
はれ

 サティ。夫婦そろって1000円床屋。
 レコード屋で2枚のCD購入。すなわち『ブルックナー交響曲第9番(1988年ライヴ)&第8番(1987年ライヴ)』『マーラー交響曲 第5番 嬰ハ短調』なり。

 午後、一関吉美『緑の風』を拾い読み。
 中に『水』というのがあって、昔、通町橋のたもとにあった小便小僧の像を思い出した。
 『二〇世紀ひみつ基地』というブロッグから引用する。

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橋のたもとの小便小僧・平和記念像
通町橋の東たもとに、裸の子どもが円球に腰掛けているモニュメントがある。
昭和二十七年(1952)建てられ、その年の十一月三日、文化の日に除幕式を執り行っている。
その前年に調印され、この年に発効された「サンフランシスコ講和条約」を永遠に記念して、篤志家の寄附金により建設された。総工費五十万円。作者は秋田彫刻界の草分けの人、佐々木素雲。
御影石の四つの球の上に、1メートルの地球を表す大円球、その上に等身大のブロンズ製少年像が置かれ、地球をとりまく帯の部分に水がたまり、凹みから流れ落ちる仕掛があり、周囲には樹木やベンチを配し、小公園となっていた。

小便小僧の愛称は、水が流れる仕掛があったことからついたもので、正確には小便小僧ではない。
この像が御影石の上にすえつけられた当日の夜、何物かのイタズラで逆向きにされるという事件があった。東向きに置かれた像のコンクリートがまだ固まらないうちに、西向き(旭川の方)に向けられていたという。

平成十年(1998)、通町の道路が拡幅され、現在の通町橋が完成。それにともなって小公園には機械室が建ち、平和記念像は子どもには手の届かない高さにかさ上げされて、向きは北向きになり、水の流れは止まってしまった。
今でも像の下には無用となった水を導くパイプがあり、御影石にはかつて水が滴り落ちた凹みが、そのまま残されている。
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 ついでに

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彫刻家 佐々木素雲(齋藤佛師ホームページ)
http://busshi.com/Sounn/index.html
詳細なプロフィルから作品写真まで充実したサイト
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 一関先生はいろんな散歩道を用意しているようだ。