ヒツジタにドウダンツツジ

2021年11月20日
土曜日
はれ

 「灯油がなくなった。野菜を買わなければ」ということで出掛ける。
 駅東のスタンドからいぶきの里へ。折から越冬野菜の売り出しとかで駐車場はごったがえしていた。《越冬野菜》・・・新聞紙で白菜を包んでぶら下げて置く保存方法を思い出した。
 上北手の田んぼはひこばえで青々としていた。これが『ヒツジタ・稲孫、穭』。

  「刈れる田に生ふる―の穂に出でぬは世を今更に秋はてぬとか」(古今・秋)

 真っ赤に色づいたドウダンツツジを見るたびにドウダンの語源が気になっていた。

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 ドウダンツツジ灯台躑躅、満天星、学名Enkianthus perulatus)は、ツツジドウダンツツジ属の植物。「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔、夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの。満天星の表記は本種の中国語名の表記をそのまま引用し和名のドウダンツツジの読みを充てたもの。1991年2月に発見された小惑星6786には本種にちなみドウダンツツジの名が与えられているが、これの漢字表記は「満天星」の表記が採用されている。 
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 これで「なるほどなあ」と納得した。