「潦」はどう読むのか

2017年02月01日 水曜日 くもり

大体は読めると思っているが、中には調べなければならないものもあるようだ。 昨日、「あきた歳時記」の打ち込み中に「潦跳び越え種苗交換会  柳川大亀」という句がでてきた。 「潦」はどう読むのか。以下は「漢字源」より。

【潦】 15画 水部 区点=6319 16進=5F33 シフトJIS=E052 《音読み》 ロウ(ラウ)〈lo・lio〉 《訓読み》 ながあめ/にわたずみ(にはたづみ) 《意味》 {名}ながあめ。ふり続くながあめ。 {名}にわたずみ(ニハタヅミ)。路上や庭にたまった水。 {形}だらけて、けじめがつかないさま。「潦草ロウソウ」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音ロウ・リョウ)は、長くつづく意を含む。潦はそれを音符とし、水を加えた字で、長くふりつづく雨。

「にわたずみ」で思い出した。確か良寛の歌にあったと、また調べた。

人の子の遊ぶを見ればにはたづみ流るる涙とどめかねつも 【通釈】子供等の遊ぶのを見ていると、涙が溢れるように流れ出て、とめることができなかった。 【語釈】◇にはたづみ 急に降りだす雨のことであるが、ここでは「流る」の枕詞として用いている。 というのがあった。

午前7時、起床。 何もせずに日が暮れた。

部屋の中を片付けようと思いつつ、実際は何もやらず。