五柳庵の残日録

存命の喜び、日々に樂しまざらんや

「安楽死、議論さざめく」

2020年7月25日
土曜日
くもり

 朝刊、30面トップ「安楽死、議論さざめく」とある。大いに違和感あり。本文では「『安楽死』に関する議論が注目を集めている」とある。まあ「注目を集めている」という表現にも引っかかることは引っかかるが、それにしても「議論はさざめく」ものなのかどうか。

/*広辞苑
さざ‐め・く_自五_(中世にはザザメク) 声を立てていい騒ぐ。がやがやいう。騒がしい音がする。ざわざわする。平家四「つはものどもの四五百騎―・いてうち帰りける中に」。日葡「ザザメキワタル」。「笑い―・く」
*/

/*大辞林 第三版
( 動カ五[四] )
〔古くは「ざざめく」で、「ざざ」は擬声語
① 大声をあげて騒ぐ。にぎやかに話す。ざわめく。さんざめく。 「笑い-・く」
② ざわざわと音を立てる。ざわめく。 「林が風に-・く」
*/

/*weblio
さざ め・く [3]
( 動カ五[四] )
〔古くは「ざざめく」で、「ざざ」は擬声語
① 大声をあげて騒ぐ。にぎやかに話す。ざわめく。さんざめく。 「笑い-・く」
② ざわざわと音を立てる。ざわめく。 「林が風に-・く」
*/

 ちょっと調べてみたのだが、どうも議論ががやがや言ったり、騒がしい音がするものだろうか。見出しを付けた人の頭の中では議論というのは怒鳴りあったり、大声で相手をやっつけたりするものという思い込みがあるのではないか。