《藁半紙》《馬糞紙》を思い出す

2021年8月24日
火曜日
くもり

 新聞を読んでいて《藁半紙》《馬糞紙》を思い出した。小学校時代、学校からも刷り物はほとんどこの紙が使われていた。

 《馬糞紙》は厚手のものでボール紙とも言い、工作に使っていたような気がする。
 でも、本当に藁を使っていたのだろうか。

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わら半紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

わら半紙(わらばんし、藁半紙)は、明治時代初期の日本において、木綿ウエスやわらを原料に生産された半紙判の洋紙である。実際にわらを原料としたのは生産開始直後の数年のみで、以降は、木材パルプや古紙を主な原料とし、非塗工で晒化学パルプ配合率40%未満の下級印刷用紙に分類される更紙(ざらがみ、ざらし)類を示す一般名称として使われている。「更半紙(ざらばんし)」「洋半紙(ようばんし)」とも呼称される。

なお、わらを原料とした和紙は古くから存在し正倉院文書に藁葉紙(わらはがみ)や波和良紙(はわらがみ)などの紙名が載っていることから奈良時代にはすでにあったとみられる。現在でもわら入りの和紙は書道用紙などとして生産されており商品名に「わら半紙」を含んでいるものもある。
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  それに対して《西洋紙》とかいう紙もあったなあ。広辞苑4では

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よう‐し【洋紙】ヤウ‥もと西洋から舶来した紙。木材(エゾマツ・トドマツ・アカマツ・広葉樹など)・藁・ぼろなどの植物繊維を機械的・化学的な処理法によって抽出してパルプとし、これに填料(てんりよう)などを加え、一定の寸法に抄造した紙。新聞巻取紙・印刷用紙・筆記用紙・包装用紙など。西洋紙。_唐紙・和紙
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 まあ、色々あるね。