子ども時代の五寸釘

2018年1月24日 水曜日 ゆき

粉雪。 寒さも嚴しい。

午前中に先日注文した「のどミスト」なるもの配達になる。 配送業者には気の毒な天気である。

午前中、「あきた歳時記」の打ち込み。「科皮剥ぐ」「根ッ木打ち」「箕売り」の3本。 「根ッ木打ち」を打っているうちに、子どものころ遊んだ「釘刺し」を思い出した。われわれが遊んだ釘打ちの釘を根ッ木というものに替えれば、同じ遊びとなる。 /* 世界大百科事典内の釘打ちの言及 【根木】より

…《和訓栞》には〈ねんがら〉の名で釘を打ち立てる遊びとされ,また《長崎歳時記》には〈木ねん〉〈金ねん〉ともいい,金ねんは以前はあつらえたが近年は船釘を用いると記され,江戸時代末期には金属製のほうが好まれたことが知られる。のちには五寸釘を用いた〈釘打ち〉〈釘刺し〉と変形し,昭和前期までは盛んに行われた。【半沢 敏郎】。… */

そういえば5寸釘は子どもたちにとって実に貴重品だった。釘打ちに使うことはもちろん、市電のレールの上に載せて電車に轢かせ平らにし、それを砥石にかけて研いでナイフに仕立てる子もいた。

午後から「Music Center」にCDの取り込みをやる。せっかくだからとCDのジャケットを読み込ませる作業が意外と面倒。最後は直接スキャンして画像を取り込む。ネットであれこれ搜すよりも、原始的な方法が手っ取り早いこともある。