五柳庵の残日録

存命の喜び、日々に樂しまざらんや

できもの検査異状なし

2018年8月2日 木曜日 はれ 

午前9時、出発。 秋大病院で前回採ったオデキの検体の結果を聞くためである。 到着が同9時20分。耳鼻咽喉科の受け付け完了が30分。

10時すぎ同級生のアシナガ氏が現れる。 付き添いは若い女性。この年になってもやはりうらやましい。 相手も音声を失っているし、スムーズに話すこともできない。 あんまり深く病状を聴くわけにもいかないし、そこんところを家人がうまく話してくれた。

途中、家人居眠り。 老生、尾てい骨が痛くなる。

待つこと2時間。11時半すぎにようやく診察室にたどり着く。 結果は「悪性ではない」とのこと。塗り薬を処方される。 様々な結果を予想していただけになんかあっけない感じがした。

朝、起床してからテレビをつけたら「ダヴィッド同盟舞曲集」というのをやっていた。恥ずかしながら知らなかった。

// 「ダヴィッド同盟」というのはシューマンが考え出した架空の団体であり、保守的な考えにしがみついた古い芸術に対して新しいものを創作するために戦っていく人達とされている。本作品の他、作品9の『謝肉祭』にも登場する。 この架空の団体はフロレスタン(F)とオイゼビウス(E)の2人が主役である。前者は明るく積極的な「動」を象徴し、後者は冷静で思索的な「静」を象徴する人物であるとされるが、この2つの性質はシューマン自身の二面性を表しているものに他ならない。楽譜には、曲の性格が「動」であるときはフロレスタンの頭文字である"F"が書かれ、「静」であるときはオイゼビウスを表す"E"が書かれている。

全体は第1~第9曲を第1部、第10~第18曲を第2部と分けることができ、第1曲は両方の性質を示すとされ、更に第1部の終曲である第9曲と全体の終曲である第18曲は、どちらもハ長調となり、どちらの性格にも属さず、物語が書かれている。

なお、作品は初稿と第2稿の2種が存在し、初稿はフロレスタンとオイゼビウス名義で、第2稿はシューマン名義で出版された。2つの稿は細部が異なっている他、第2稿では"E"と"F"や格言などの記述は削除され、単に「18の性格的小品」とされた。

冒頭に、

「いつの世にも 喜びは悲しみと共にある。 喜びにはひかえめであれ。 悲しみには勇気をもって備えよ。」

という古い格言が書かれている。 //

冒頭の格言、病院へ行く前だったのでビンビンと胸に響いたことだった。