「なじ川」のローレライ

2018年10月28日
日曜日
はれ

 ベッドというものは寝ぐせというか凸凹ができ、かならずしも平らというわけではない。家人にマットの入れ替えをやってもらう。
 その代わりというわけではないが、買い物に付き合う。
 茨島のマックスバリュから川口のツルハ。

 待っている間、堀辰雄の「聖家族」を青空文庫からダウンロードして読む。

 午後、NHK囲碁趙治勲が芝野虎丸に敗れる。

 高校ラグビー、秋田中央が24―14で秋田工を破る。後半、なかなか面白い試合だった。

 夜、プロ野球日本シリーズ。広島が調子いい。家人、なぜかは知らないが広島がお嫌いらしい。

 「なぜかは」と打ってみて中学校時代のエピソードを思い出した。
 音楽の試験でそのころ習っていた「ローレライ」について、「この川の名前は何というか?」の設問。もちろん「ライン川」が正解なのだが、傑作だったのは「なじ川」と答えたヤツがいたこと。
 60年も前のこと。
 今の今まで老生の記憶に残っている。
 参考までに歌詞を録しておく。
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なじかは知らねど 心わびて
昔の伝えは そぞろ身にしむ
わびしく暮れゆく ラインの流れ
入日に山々 赤くはゆる
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