綿のような雪が降っていた

2019年2月9日
土曜日
ゆき

 終日在宅。
 咽喉の具合が悪い。霧掛け痰取りを4回もやる。
 ふと人間、死ぬのが怖いのではなく、死に至る苦しみが怖いのではないか、と思った。老生の場合、あの気胸を発症した時の呼吸困難が死に至る苦しみに思えた。
 俗にいう「ピンコロリ」が理想か。略してPPKというのだそうだ。

 昼頃、外を覗いてみたら綿のような雪が降っていた。

 「ボウタンのごとき雪」というフレーズは頭の中にあるのだが、これが果たして短歌、俳句あるいは詩の一部なのか思い出せないでいる。「ボウタンのごとき雪」というのは「ボダ雪」のことだとは思うのだが。

/*
デジタル大辞泉の解説

牡丹雪(読み)ボタユキ
ぼた‐ゆき【×牡▽丹雪】
「ぼたんゆき」に同じ。
ぼたん‐ゆき【×牡丹雪】
雪の結晶が多数付着し合い、大きな雪片となって降る雪。ボタンの花びらのように降るからとも、ぼたぼたした雪の意からともいう。綿雪。ぼた雪。
《季 春》「過ぎゆきし指や瞼(まぶた)や—/楸邨」
*****************
大辞林 第三版の解説
ぼたんゆき【牡丹雪】
ボタンの花びらのように大きな雪片となって降る雪。多数の雪の結晶が付着しあったもの。ぼたゆき。 [季] 冬。
*****************
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
牡丹雪
ぼたんゆき
牡丹の花びらのように大きな雪片(せっぺん)として降る雪。冬の始まりや終わり、あるいは暖地で降る雪は、雪結晶が数個から数百個からみ合って雪片をなして降ることが多い。このなかでもとくに大きな団子状の雪片を牡丹雪という。大きさは数センチメートルであるが、ときには直径10センチメートルになることもある。
******************
ぼた‐ゆき【ぼた雪】
(新潟県福井県・石川県・山形県庄内地方大分県などで) 湿気のある大粒の雪。ぼたん雪。(『広辞苑』第5版)
ぼたん‐ゆき【牡丹雪】
大きな雪片が牡丹の花びらのように降る雪。ぼたゆき。(『広辞苑』第5版)
*/

   ここのところATOMというテキストエディターで右往左往してきたが、日本語変換の文節区切りができないということが分かり『万歳』した。徒労を繰り返している。