家人、「痛い」を連発

2021年01月29日
木曜日
はれ

 午前中に茨島のホーマックへ行き、VERの餌を買う。

 家人、朝から体調悪そう。「痛い」を動くたびに連続して発する。先日は腱鞘炎と自己診断、今回は全身不調のようである。
 午後から休養させるが、「痛い」の連発は収まらない。

 テレビを観ていていつも不思議に思うのは「テロップ」と発する言葉の違うこと。『ら抜き言葉』はきちんと「ら」が補填されて表示される。これはいったいどういう意味があるのか。「本人のら抜き言葉をテレビでは認めているわけではありません」ということだろうか。

 ついでに国会中継を観ていて思ったこと。
 質疑応答でいかに『しっかり』が多用されていることか。驚くばかりだ。
 そこで検索してみると以下のような文章が目に止まった。


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* 「しっかり」を国会会議録で検索すると
 国会会議録では、政治家が盛んに使うようになって気になることばがあると、その使用実態を調べるということもできる。そのひとつに「しっかり」がある。
 「しっかり」は、仕事や勉強などを熱心・着実に行うさまを表す語である。だが、私自身は、子どものころよく母親から「しっかりしなさい」と言われることが多かったので、正直言うとあまり良い印象はない。それを最近の政治家がやたら使うので、かねがね不思議に思っていたのである。
 そこで年度別、内閣別にどれくらい「しっかり」が会議録に登場するか調べてみた。我ながら暇だとは思うのだが。
 すると、小泉純一郎内閣時代の2002年には925件もの使用例が見つかった。その20年前である1983年の中曽根康弘内閣時代は321件だったので、3倍近くである。国会での「しっかり」が次第に増え始めるのは小泉内閣の前の森喜朗内閣からなのだが、小泉内閣でピークとなる。どうやら小泉内閣によって、国会の「しっかり指数」が上昇したと言えるのかもしれない。しっかりしなければいけない政治家が急に増えたということではないと思うのだが。
 その後、民主党政権時代も1983年の2倍以上の件数で推移し、今に至っている。
 勝手な想像だが、政治家が盛んに「しっかり」を使うのは、熱心にあるいは着実に行うという姿を強調しようという心理が働いているのかもしれない。だが、多用されればされるほど、「しっかり」の意味が空疎なものにならないか、心配である。
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 『他人事』と書いて「たにんごと」と読む人が増えてきている。本来は「ひとごと」なのだろうと思うが。
 テレビの中の時代劇で若い女が「たにんごと」とノタマワルのが、果たして許容されるものだろうか。

 ついでに『大粒の雪』。なんとも違和感があるねえ。
 「大粒のあられ」なら分かるんですがねえ。
 テレビの皆さん、もっといい表現を考えてみてくださいよ。