傭書とはやとわれて書くこと

2021年7月16日
金曜日
はれ

 鈴木棠三の『俳諧の系譜』という本を読んでいて傭書という単語が広辞苑に出ていないので。

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精選版 日本国語大辞典「傭書」の解説
よう‐しょ【傭書】
〘名〙 人にやとわれて文字を書くこと。やとわれて筆耕すること。また、人をやとって文字を書かせること。〔文明本節用集(室町中)〕
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉九「追々続編を餲望さるるが為に傭書(エウショ)剞厥を促す事さながら眉を焼が如し」 〔後漢書‐班超伝〕

傭書自資
ようしょ-じし
四字熟語 傭書自資
読み方 ようしょじし
意味 人に雇われて文書を書くことを仕事にして、生計を立てること。
「傭書」は雇われて文書を書き写すこと。
「自資」は自身の生計の糧にすること。
出典 『魏書』「劉芳伝」
類義語 心織筆耕(しんしょくひっこう)
操觚之士(そうこのし)
筆耕硯田(ひっこうけんでん)
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 午前中、サティ。
 窓からの風が快い。そんな季節になったのだ。