凌霄の燃えるような花が簇々と

2022年10月21日
金曜日
くもり

 どうやら体調は持ち直しの兆しを見せる。
 霧掛け痰取りを丁寧にやり、無理をしないこと。これに尽きる。季節の変わり目はたいてい何かの異変に見舞われる。いたし方のないことか。

 午前中、サティへ買い物。車の中で待つ。
 森鷗外ヰタ・セクスアリス』をタブレットで読む。中に「凌霄の燃えるような花が簇々と咲いている」という表現があった。夏の季節の花として明治時代から使われていたということか。


秋田魁新報の回顧記事を読んでいたら「佐久毅校長のはなむけの言葉は「孤独に耐えよ」であった」と書いてあった。
 佐久毅とは懐かしい人の名前である。
 高校3年生の時、佐藤嘉尚氏に誘われて自宅に押し掛けてレコードを聞かせてもらった。ベートーベンの第9のベルリンフィルの練習を収録したものであった。電蓄から流れるカラヤンの声にいたく感激した覚えがある。先生にはたしか私たちより2歳下の娘さんがいた。

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ベートーヴェン/交響曲第9番 練習風景

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
ヴァルデマール・クメント(テノール
ヴァルター・ベリー(バス)
ウィーン楽友協会合唱団
1962年に録音されたベートーヴェン交響曲第9番の練習風景。
1963年10月印刷の見開きジャケット。 解説の中にカラヤンの直筆サインがあります。 また、ハンス・シャローン(フィルハーモニー設計者)とヴォルフガング・シュトレーゼマン(ベルリンギルフィルのインテンダント)の写真つき。
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