気になった「えんぴつ四季」

2023年10月5日
木曜日
くもり あめ

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36・5度です。
頭、どうですか?
洗いやすいでしょう。
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 午前6時45分、起床。
 家人より外出を強要されるが、拒否。
 というのも角間川から老生にとっては義姉が割山まで遊びに来るというのだ。病気持ちの老生が会いに行くまでもあるまい、と考えたからである。
 それで昼食は一人で用意されたものを食う。

 5日付の魁新報にちょっと気になる作文「えんぴつ四季」が載っていた。
 『遥かな友に』はいろいろな思い出がある。

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      遥かな友に

 「以上で、秋田男声合唱団第15回演奏会を終了いたしますー」。8月26日、秋田市のアトリオン音楽ホールで開かれた演奏会の一こま。アナウンスのバックには、「遥かな友に」のコーラスが流れていた。
 これが、70年近くにわたる私の合唱生活で最後のステージとなった。耳鼻科の医師から感音難聴と診断され、正確な音程を取れなくなったのが退団の主な理由だ。 大学で本格的に男声合唱を始めた。以来、これまでに在籍した合唱団は五指に余る。
 数百曲を歌ってきた中で特に印象潤いのは、男声合唱の代表曲ともいえる組曲「月光とピエロ」だ。 大学生の時、夏季合宿で溺死した友人を悼み波打ち際で皆で歌った「秋のピエロ」は、今も心に残っている。「泣き笑いしてわがピエロ 秋じゃ秋じゃと歌うなり」
 1999年に創設された秋田合唱団と、前身となった65年創設の合唱団。その全ステージを経験している団員はもう私だけになった。当初は50人を超えていた団員は現在、半数以下となっている。 多くの団友が去り、亡くなった人もいる。お別れの際によく歌っていたのが、最後のステージで流れた「遥かな友に」だった。

 「静かな夜ふけにいつもいつも 想いだすのはおまえのこと… おやすみ楽しく こよいもまた」
       嵯峨光雄(85)秋田市千秋北の丸
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