2017年11月20日 月曜日 ゆき くもり
午前6時、起床。寒さが身に染みる。窓から外を見たら家々の屋根に雪が積もっていた。中原中也の「冬の長門峡」の「寒い寒い日なりき」が口をついて出るーとつい書いたが、老生、音声を失っているのだということに気が付いた。
// 冬の長門峡
長門峡(ちょうもんきょう)に、水は流れてありにけり。 寒い寒い日なりき。
われは料亭にありぬ。 酒酌(く)みてありぬ。
われのほか別に、 客とてもなかりけり。
水は、恰(あたか)も魂あるものの如(ごと)く、 流れ流れてありにけり。
やがても密柑(みかん)の如き夕陽、 欄干(らんかん)にこぼれたり。
ああ! ――そのような時もありき、 寒い寒い 日なりき。 //
10時、買い物でサティまで。 老生は本屋を物色。何も買わず。