諍い果てての乳切り木

2017年3月4日 土曜日 くもり ゆき

「六日の菖蒲」「十日の菊」とはいうが「四日の桃花」はないかーなどと考えて探してみたが、そんなものはなかった。その代わり「諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)」というのを見つけた。 「乳切り木」とは何ぞや?

契木術(ちぎりきじゅつ)は日本の武術の一種。契木(ちぎりき)は、樫などの堅い木の棒に鉄製の石突と鎖分銅がついた武具・捕具である。鎖は、単に棒の先端に固定されているものと、棒の中の空洞に収まっていて振り出し式になっている振り杖と呼ばれるものがある。分銅で相手を打ったり、巻きつけて動きを封じるといった使用法がある。 また、ほぼ胸の高さに達する長さ(ほぼ四尺:120cm前後)であることから「乳切木」とも表記される。「諍い果てての棒乳切木」という慣用句が示すように、かつての農村における喧嘩の道具としては棒と並んで一般的なものであった。ただし、日常的には重い物の運搬時に肩にかける棒や物の重さを計測するために使用される民具であり、鎖分銅を取り付けた「乳切木」は武芸に使用するために改造されたものである。

呼吸が数分も作業すると苦しくなる。 これはやっぱり異常だと思うようになった。 空気の摂取量が少ないのだろうか。気孔の直径が小さくなったのだろうか。

午前中、昨日作ってもらったCD棚へ、陳列する。どう配列するか。考えたが今のところ、ざっとCLASSICとそうでないものに分けて入れてみる。

午後3時からNHKのbsで「ポワロ」の「カーテン」を観る。これがシリーズの最終回だっけ? ポワロが死に、次から別の番組となる。

頭を洗ってもらう。 夕食に「緑のたぬき」を食ってみる。なかなかのどを落ちていかなくて、おかゆと混ぜて食ってようやく落としてやる。

臨終という言葉が、林住期という言葉を連想的に引き出した。

林住期とは、バラモン教の経典リグ・ヴェーダに始まる思想で、仏教にもヒンズー教にも引継がれている。人の一生の修行の場所(âšrama‐)をどこに求めるかという事に関し。人生を4段階に分けて考える、「アーシュラマ説」で四住期説と訳されている。

期     原語     音読み     日本語訳     解説     年齢 1     brahmacarya‐     ブラフマチャーリヤ     学生期(がくしょうき)     修行に励む時期     0-25 2     gârhasthya‐     グリハスタ     家住期(かじゅうき)     職業と家庭をもって社会生活を営む     25-50 3     vânaprasthya‐     ヴァーナプラスタ     林住期(りんじゅうき)     仕事と家庭を捨てて森に住む     50-75 4     samnyâsa‐     サンニャーサ     遊行期(ゆぎょうき)     森を出て、天下を周遊し、人の道を伝え、生涯の結実を世に残す     75-

ブッダが家を捨てて修行生活に入ったのもこの思想に従っていることになる。 一遍上人空海行基らも遊行して各地に大きな足跡を残している。