な恋ひそ吾妹

2017年4月4日 火曜日 はれ

物忘れ。 春の花、匂いが優雅、去年は入院中の老生に家人がその写真を撮ってメールで送ってくれた。その花の名前が朝からズーッと思い出せない。のどまで出かかっているのだが・・・

沈丁花。 名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味だそうだ。

コブシ、レンギョウなどと数え上げて、されど出てこず。googleの世話になる。

ついでに見つけた大変いい歌。

春されば まず三枝(さきくさ)の 幸(さき)くあれば 後にも逢む な恋ひそ吾妹 (『万葉集』10巻-1895)

午前10時、またイオンモールへ。天気がよく春の暖かさが気持ちいい。 帰りに駅東の加賀谷書店でタブレットのハウツー本を購入した。 タブレットを使わないで放って置くのも勿体ないし。

家人いわく「最近、めまいがする」。医者に行くように勧めるが、「大したことではない」と笑ってごまかす。心配なことは心配だ。しかし、老生の立場としてはそれ以上強くは言えないのがはらだたしい。