2019年3月20日
水曜日
はれ
暖かな天気。
午前中、ドン・キホーテへ。家人の買い物の付き合い。
寺町のミツマタの花がほころび始めている。
テレビは東京の桜が開花したかどうか、喧しい。気象庁の役人が標本木を確認して、五輪が開いていれば《開花宣言》となるのだそうだ。
そこでリポーターがしきりに「俯瞰」という言葉を使う。
「私が俯瞰しても五輪目がほころびています」「係の人がしきりと俯瞰しています」と中継しているが、この人、別に高いところから放送しているわけではない。単に桜の木を見上げているだけなのである。明らかに「俯瞰」を見上げている状態と間違えている。
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ふ‐かん【俯瞰】
高い所から見おろすこと。全体を上から見ること。
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間違って覚えたことは誰かが教えてやらない限り、そのまま使い続けてしまう。かわいそうに。