うんたらたかんまん

2020年6月8日
月曜日
はれ

 懸案の呼吸器科の検診、大学病院からの紹介状を持って「たわらや内科」へ行かなければならないが、いつ行くか。家人と話し合い、明日9日に行くことにする。
 午後、その下見と家人が言い出し、VERを連れて出かける。
 帰りに千秋公園に寄り、胡月池まで散歩。小さな可憐な花が目を引く。

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 夕食前に「たわらや内科」への準備をしていた家人が「大学からの紹介状」を持ってきてくれと言い出す。封書で受け取ったときに家人が保管すると言ったのでそのままにしていたのに突然、「持ってこい」と言われて驚愕する。
 その言い方、表情がその昔、彼女の母親が物をなくした折、「娘が持っていった」と言い張ったシーンを思い起こさせ、暗い気持ちになった。
 結局は神棚に上げていたのが見つかった。

 テレビで古典芸能、多分、「謡曲」というのだと思うが、「道成寺」をやっていた。そのなかで「うんたらたかんまん」という文句が繰り返され、ちょいと調べてみようと思った。

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精選版 日本国語大辞典の解説
〘名〙 (traṭ hāṃ m
たらたかんまん
怛羅吒𤚥
〘名〙 (trat hām mām の音訳) 不動明王真言の一部。不動の威力をたたえた真言の結びの語。
謡曲道成寺(1516頃)「なまくさまんだばさらだ、せんだまろしゃな、そはたやうんたらたかんまん」
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