『珠玉の長編』という言い方

2020年8月16日
日曜日
はれ

 終日在宅。

 『珠玉の長編』という言い方はあるのかしら?
 昔から『珠玉の短編』とは言うが。
 広辞苑の4版では
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しゅ‐ぎょく【珠玉】
1海に産する珠と山に産する玉。真珠と玉。玉珠。
2美しくすぐれたものをほめていう語。特に、詩や文章にいう。「―の短編」
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と、例を挙げているが…

 「ことばマガジン:朝日新聞 」によると「きのう見た映画は珠玉の大作で、心から感動した」はダメ。


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 映画や音楽、小説といった芸術作品をほめたたえるときに、よく使われるのが「珠玉(しゅぎょく)の~」という言葉。ただしこれは、大きなものや堂々としたものには使いません。珠玉とは真珠と宝石のことですから、「小さくて、素晴らしいもの・美しいもの」に対して用いるのが正しく、ポイントは「小さい」ことにあるのです。分厚い長編小説を読破して感動しても、「珠玉の一編だった!」と言ってはいけません。
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 テレビのアナウンサーは時々面白い言葉遣いで楽しませてくれるネ。